キャニスター

イギリスのキッチン用品のなかでもっとも重要なパーツはキャニスターだとおもいます。英国料理に親しめば親しむほどにそう思います。そのわけは長くなるので(笑)又別の機会に譲るとして、キャニスターは陶器、ホーロー、ガラス、アルミ、そしてプラスティックと時代と共に素材も形も変遷してきました。

レイブンヘッドRavenheadというガラス器メーカーがありました。1892年ランカシャー州で創業し1980年代まで操業していました。画像は1960年代に製造されたガラス製のキャニスターです。キルナーと違ってゴムパッキンを嚙ませる真空方式ではなく、理科室実験道具の広口ビンの原理とおなじ、擦りガラスが本体と蓋に施され、よく密閉します。

登頂にある球体ツマミが特徴です。容量は大中小の三つです。お茶、コーヒー、ハーブなどの保存に最適です。ガラスが重く、古いものなのでなかなか良好な状態のものが見つかないのです。