トランジスタラジオ

イギリス1960年代を代表するふたつのトランジスタラジオをご紹介します。ひとつはロバーツ、そしてブッシュ。どちらも最近外側デザインそのままの復刻版ラジオが発売されています。

 

上段はロバーツRobertsのRT7、1963年型です。エリザベス女王がロバーツラジオをお気に入りとかで、英国皇室公認を得て以降はすべてのロバーツラジオはワラントマークをボディに刻んでいます。画像でご覧の通り、裏側から見ると、内側が木製です。プラスティック製に一斉に移行するまさに前夜ですね。トランジスタ技術の功績で内臓部はかなり小さくなっていて、下半分は空っぽです。ま、下半分には馬鹿でかい9V電池が収納されるのですが、、、。特筆すべきはロバーツのチューニング目盛のデザイン。緑と赤とクリームの色の配色がとてもおしゃれです。

 

下段はブッシュBushのTR130。1967年型。ブッシュはフランスの映画会社グループの音響部品会社としてスタートしています。当時映画撮影所がロンドン市内シェファードブッシュにあったことからブッシュの名称になりました。当時このスタジオではヒッチコックの初期の映画が撮影されていました。 今はBBCやサッカーチームQPRの球場があるところです。

 

上記両方のラジオともオリジナルは電池は大箱の9V乾電池を使用しました。日本では入手の難しい電池ですが、日本で市販されている小さな9V電池でも代替可能なように配線し直しました。

 

どちらのラジオも動作します。日本でもAM波を受信します。もちろん英国の放送局ではなく日本の放送局ですが。