ベズウィックの花瓶

イングランド北部スタフォードシャーのロングトンに創業したベズウィック(Beswick Ware)は美術工芸や装飾陶器で有名です。緑のキャベツの葉に赤いトマトが乗っている平皿とか馬や犬の置物とか、日本にもたくさん紹介されて人気があるようです。

 

この花瓶は実はベズウィックと知らずに購入しました。底にBeswick Wareの彫り文字がありました。興味深げに見入っていたら、売主のオヤジ(といってもワシと同年齢)が、いいだろお!XXXXの作品だぜ、と言ったのです。作家やブランド名にはあまり興味のない私なのでさして気にも留めていなかったのですが、後からその名前が気になって仕方がないのでもう一度オヤジの店に戻って尋ねて聞き出しました。オヤジも改めて問いただされると自信がないらしく、「XXXX、とオレは思うけどね」、あれれえ、さっきの元気はどこへやら、ほんとうに小さな声で答えてくれました。が、訊いてそのあと、作家名をメモして仕舞ったのですが、そのメモの場所を忘れてしまったのです。どなたご存知のかたあれば教えてください。このオヤジ、どっちもしょーないですな。

 

ベズウィックにはシマウマ模様でも有名なデザインの皿がありますが、これとは違います。たぶんこの花瓶は基本ラインナップから少し離れたものだったのだろうと思います。絵柄というより、表面を引っ掻いて描画しています。シマウマはこうじゃありません。

 

名前も忘れるくらいですから、いい加減で生半可な知識披露は慎みますが、ベズウィックは1930年~50年代に隆盛をきわめた陶器メーカーです。後年ロイヤルドルトンに吸収され現在は消失してありません。

 

高さ 18cm