英国ミッドセンチュリーのティーカップ三種

ストークオントレントは近隣の炭鉱から産出される豊富な石炭を生かして、17世紀から窯業で栄えた街です。ロイヤルドルトン、ミントンやウエッジウッドなど英国の有名な陶器の多くがここで生まれています。

 

ストークオントレント三つの窯元の陶器をご紹介します。いづれも1960年代のミッドセンチュリーデザインです。

 

上段がアルフレッドミーキン。同じ街にJ&Gミーキンという似た名称の窯がありますがこれは別会社です。両方ともよく似たパターンのデザインが多いです。ただ、私達はなぜかアルフレッドをいつも選んでしまうのですけどね。

 

中段がミッドウインター。1960年代後期の商品です。少し変った形のカップで、ロイヤルカレッジオブアートの陶芸科教授のデイビッド・グイーンズベリー氏のデザインに拠るものです。60年代のデザイン世界の潮流というのでしょうか、新しいものに皆がすぐ飛びついた時代でした。

 

下段は、タムスTams Pottery。タムスは1950年~60年代当時、比較的安価な大衆食器を大量生産した窯です。とはいえ今見ると十分にデザインや色使いなど優れています。特に画像のようなドットとか、ストライプの柄は秀逸です。大衆的ゆえにバックスタンプ印字の版ずれや消失が多いのも特徴です。