西独製 クラプス Krups 壁掛け時計 1960年代

クラプスは西ドイツの家電メーカー、1950年代に創業し、いまでもキッチンツールやコーヒーマシンなどキッチン家電でおなじみのメーカーです。

 

1950~60年代には秤や時計などのキッチン用品を販売しており、シンプルでカラフルなデザインが多く我が家の好みのコレクションブランドのひとつです。

 

中心に小鼻のようなポチがありますが、これは時計の針を調節するつまみです。本来背面の見えないところにあるはずのものが、そうでないのは理由があります。

 

ヨーロッパは夏時間を採用しているので、一年に二回、春の始まりと、夏の終わりに時計の針を一時間進めたり、遅らせたりせねばなりません。家中の時計の時間を一度にすべて変えるのは実は結構骨の折れる作業なのです。

 

この時計は表に調整ネジがあるので設定が簡単。サマータイム設定の面倒を解消したアイデア商品です。デザインもクラプスらしく上手にまとめてあります。

 

背面の動力部は単二電池式ですが現代の電池時計とは方式が違います。円柱軸が左右に揺れて動くアナログ式で、ゼンマイから水晶発振に移行する途中のアナログ電池時計です。いまでも正確に作動中です。

 

一辺の長さ 18.5cm