ウエストクロックス Westclox ベビーベン BabyBen 1930s 目覚し時計

1930年代に製造されたベビーベン。「ビッグベン」の弟分の小振りな目覚し時計。名前からしてイギリス製みたいですけど、実はアメリカ製です。

 

アメリカのイリノイ州で19世紀末に設立された会社で当時はウエスタン・クロックス・カンパニーと名乗っていました。やがて海外に現地工場を構えるほどに躍進し、1930年代後半にスコットランドのグラスゴー近郊に大工場を設けフル生産して大成功しました。社名を短く詰めてウエストクロックスに変えたのもこの頃です。

 

ビッグベンとベビーベンは供に旗艦商品の目覚し時計で世界中で長らく生産され販売されています。画像の商品はおそらく1931年から34年に製造されたベビーベン・スタイル3型です。当時はまだスコットランド工場はなく、文字盤下にMade By Western Clocks Company La SalleとあるようにイリノイのLa Salle工場で製造されたアメリカ製です。

 

イギリスではスミス、メタメックなど1930年~60年にかけて優れた大衆時計メーカーが活躍していますが、スコットランド現地生産のウエストクロックスもその例外でありません。

 

デザインのスミスに対して頑丈なウエストクロックスというのが私の印象です。

 

小さいながらもズッシリと重いダイキャストのボディです。

 

新宿アンティークフェアに出店しますので現地でお手にとってお確かめ下さい。