ビンテージのワードローブを街角で見かけて一目惚れ

チャリティショップも侮れない。隠れた名品がみつかるかも。

 

 

チャリティショップはボランティア団体が運営する非営利のリサイクルショップです。イギリス中の街々どこでも見かけます。

 

画像は近所のシューライダーSue Ryder傘下のショップです。この団体は癌などの難病対策ボランティアです。ほかにも動物愛護やアフリカ飢饉など団体によって救済目的やテーマが違います。

 

最近、不動産価格が異常に高騰したロンドンでは、かつて街角に必ず一軒はあった骨董店や古道具屋を見かけることが減ってきています。

 

チャリティショップは、それらの役割の一部を肩代わりしているフシもあります。

もちろん、由緒正しい骨董アンティークなど絶対に期待してはいけませんけど。

 

 

私たちはチャリティショップではめったに買い物しないのですが、この日は別でした。

 

週末の買出しで近所のスーパーに行く途中、シューライダー店のガラス越しにこのワードローブを発見しました。

店内に飛び込んで尋ねると、丁度いましがたご近所の方が寄付で持ち込んだばかりで、まだ値段もつけていない、と言います。

翌朝、店に電話して値段を確認、予約を申し出たのですが、すでにほかの客の先約有りだとか、、、、。

すったもんだの挙句、結局私の入札が通り、めでたく購入となりました。

 

 

 

 

 

1960年代のものだと思います。ソリッドウッド無垢木の重厚で頑丈な作りです。

とにかく重いのが難点。

表面は化粧合板ですが、いい仕上げです。

 

 

 

 

観音開きの扉ハンドルが割れていたので取り外し、うちの工房ストックからセラミックの骨董ハンドルを取り付けてみました。当分このままで、様子見します。

 

 

 

 

右は5段仕切りで、上から、シャツShirts、下着Underwear、パジャマPyjamas、装備品Sundriesなどと印刷されたラベルが貼ってあります。扉の裏側にStudsとラベルされた小物入れがあります。

 

シャツ、カフス、タイ、革靴の正装が日常着だったカシコまった時代があったのです。

 

 

セルロイドの黒ラベルに「PYJAMAS」の白文字。

 

 

靴を収納できるよう横木が渡してある。

 

 

グラーンジGrangeというのがメーカーのようですが、諸説ありまして、

ニ十世紀初頭から今に至るフランスの家具メーカーであるとか。

でも私はロンドン市内の家具製造直販店だったと推察しています。

いづれにせよ、もう少し調べていずれ確かな情報をお伝えします。