ユンハンスの壁掛け時計

サマータイム開始 時計を一時間調整する年二回の儀式

今日からイギリスはサマータイムです。

午前一時の時報を以て午前二時に一時間飛びました。

切り替えは混乱を避けるために週末に行われます。

サマータイムは一時間時計を進め、ウインタータイムは逆に遅らせます。

 

頭で原理は分かっているのですが、実際に一時間進めるのか遅らすのか、英国人でさえも迷っております。

 

最近はiPhoneのお蔭で切り替えは自動です。

でも、時計オタクの私。

相変わらずアナログ時計が家じゅうに掛かっているわが家では、20個ばかりの時計のすべての針を一時間進めて回ります。

これ結構重労働なんです。

 

 

これはユンハンスの壁掛け時計です。

 

ユンハンスJunghansはご存知の通り19世紀後期に創業したドイツの時計精密機械メーカーです。

裏側の動力部です。単二電池で稼働しますが、これはデジタルじゃなくて、アナログ電池時計です。1960年代のものでしょう。

昔ながらの機械式時計です。

ただ少し違うのは、ネジ巻ゼンマイ動力の代わりに電池が振り子を動かして動作します。

カバーのなか左上に駒のような円盤がありますが、これが始終左右に回転し続けます。

 

 

もうひとつ面白い特徴はこれ。

ガラスカバーが前に開くのです。

なぜかって?

サマータイムとウインタータイムの時計の調整の面倒を少しでも軽減するために、文字盤を開いて指で針を動かして調整するという仕組みです。

これで時計を壁から外して裏側の動力のネジで調整する年二回の難儀な手間が省けるのです。