フランスのコットン製テント ラクレRaclet マルシャルと並ぶビンテージテント

1981年のビンテージテントでチョット粋なバカンスを

古い布製テントをご紹介します。ラクレRacletはフランスのマルシャルMarechalと並ぶフランス最古のテント会社です。

 

1919年にパリで創業し、40年代にレジャー用テントの製造に着手します。

会社は今なお続いていますが、牽引車とセットになったトレーラーテントを重点的に生産し、マルシャルのようなファミリーテントはほとんど生産していません。

 

 

ラクレはフランスの高い縫製技術で作られた布製テントです。その品質を維持するために、常に技術設備への投資を怠らず、どの縫製工程も自社生産で、外注しないことを是としてしています。

 

(今回ご紹介しているのは試し張りの情態です。張り方に緩みがあるのは、テグをテント裾に打ち込んで固定していないためですのでご了承下さい。)

このテント、ある幸運に恵まれて入手することが出来ました。

 

前のオーナーは1981年にイギリスで購入、結局二回だけ使用して、直近予定の自宅引っ越しのため手放さるざる得なくなったそうです。当時の金額にしてもかなりの高額商品だったようで、大切に保管されていました。

 

まずは検品と組立手順確認のために設営してみました。

6人用ファミリーテントで、オレンジ、ダークブラウンそしてベージュの三色です。すべて布製です。

 

画像の正面はキッチンです。通気性のある「網戸」ビニール窓で、調理をテントのなかで出来ます。さすがフランス人、食べることをおろそかにしませんね。英国人見習うべし!

 

その左隣に天井から吊られているのが「第一寝室」です。視界を遮蔽しプライバシーを守ります。

「第二寝室」は同じものを並べて吊ります。今日は寝室は一個のみです。

グランドシートも今日は敷きませんでした。

手前長さ約1.7メートルの机で比較してみて下さい。室内は広く天井もとても高いです。

テントは寝るだけじゃなく、宴会パーティするスペースという風に考えが変わります。

 

窓のカーテンも布製です。なんとカーテンレールまで付いて開閉自由です。

 

やっぱり羨ましいほどのバカンス大国フランスですよねえ。

夜の帳が下りて、テント前で調理しました。中でもOKなのですが、嫌な匂いをつけたくないので、、、。

 

テント前のファサードは前のオーナーがオプションで購入したんだそうです。

 

まだ夜は冷え込みの厳しい気候です。きっちり暖房してテントで夕食をいただきました。

そして、夕食の後はヤッパリいつもの晩酌を。

 

バーラーのクッキングストーブで熱燗をゆっくり温めながら、夜は静かに深まっていくのでした。

 

 

 

次回はテント設営の工程を判りやすくご説明します。