小引き出し・道具箱、唯一無二の古い小家具を楽しむ

木の手作り感がしっくり馴染む道具箱はイギリスでも人気あります。

昔の人は小器用でなんでも手作りで作ってた、とはよく聞く話ですが、、、

かつて英国男児は、家周りの修理大工仕事を一通りこなせるのが基本でした。

 

50年代当時の日曜大工雑誌を見ると、水道配管、屋根裏の防寒対策、ガレージの設計など、ここまでやるか、と思うほどのプロ級の指南記事で満載されています。

 

日曜大工雑誌はたいてい毎号、家具製作の図面を載せていて、ちょっと凝ったデザインの小机、本立てや椅子などこれを見て読者が自分で造っていました。

 

Do It Youeselfなどと商業的に扇動されるまでもなく、自分で作る・直すというのが当たり前という時代だったのです。いつのまにか今ではプラスティックな量産組立家具が主流になってしまいましたけど、、、

 

さて、今日ご紹介するのはこの小引き出しです。

 

高さ30㎝、幅と奥行き20㎝足らずの小さな引き出し7段箱。

 

なんとなく人懐かしいなあと見ていたらヤッパリ手作りの家具でした。

 

持ち主は齢六十代後半の男性でした。

彼のお祖父さんの作だそうで、

元々手先が器用で、好きが嵩じて一寸修行して様々な工作をして楽しんでいたそうです。

これは1950年代に作った釣りの小道具を入れるための道具箱です。

 

引き出しの底に当時出始めたハードボード素材を使用している以外、他はすべて無垢木です。

 

中央に付けたツマミがカワイイです。

このグリーン、いかにも50年代です。

昨今の市販品でもこの色はなかなか見つかりません。

 

お祖父さんは本職の大工ではなかったけど、採寸の正確さと緻密な作業、、、、

どれにも脱帽です。

 

 

 

 

 

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