スミスの暗室タイマー

あっぱれ、アナログの勇者よ、無用の長物よ

人生長く生きていると、つい最近までごく普通に身の回りで使われていたものが、ある日突然、骨董市場の片隅で無用の長物になり押し黙っているのを見ることがあります。

 

スミス社の暗室タイマーです。中身は目覚まし時計と同じゼンマイ動力が内蔵されています。左右や頭頂部のレバーを上げ下げして、秒分針を動かし又元に戻します。

 

暗室タイマーとは、露光されたフィルムをを現像したり印画紙にプリントしたりする際に使われるもの。写真の仕上がりは現像液に浸す時間の長短に左右されるので、タイマーは不可欠でした。

余談ですが、映画のエンドロールに出てくる「タイミング」は、色彩管理の職種名で、上記のような史上の背景からそう呼ばれています。

 

これら三つのタイマー、英国スミス社の50年代60年代の製品です。文字盤にEnglish Clock SystemsとあるのはスミスSmithsの持ち株会社で、1930年代から時計の他に精密機械の計器メーターなどを生産してしました。モーリス、ミニ、ジャガーなど英国名車のダッシュボードにもSmithsの計器類が多く使われています。

 

オリジナルの使用説明書を見ると、暗室以外に、学校の授業、スピーチ、工場作業にどうぞ、とあります。

残念なのはタイマーなのに何故かベル鳴らし機能がありません。こんなキッチンタイマーがあったらカッコよかったのにな。

 

 

 

 

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