マイナーランプは坑内のガス検知器具として開発されたというお話

炭鉱で使用されたマイナーランプMiner's Lampについてちょっと調べてみました。

 

イギリスの炭鉱では1970年代には、燃焼式オイルランプは電池のヘルメットライトに移行しているので、現在マイナーランプとして作られ売られているのは、レプリカ複製品ということになります。

 

マイナーランプには二つの役割があって、ひとつは坑内での照明、そしてもうひとつは坑内の危険ガス検知器です。実は後者が本来のマイナーランプの開発の発端だったようです。

 

坑内の気体に反応して炎の長短と色が変化し危険を知らせてくれます。しかし、坑内で裸火をかざすと起爆する恐れがあります。

19世紀初頭にイギリスの学者が、炎の周りに網を巡らすことで炎がネットの外に出ないことを発見し、この原理を元にマイナーランプが続々考案されました。

 

いま世界中でコレクターが広がるマイナーランプですが、製品としては、大きく二種類あって、インテリア調度品として外観を模したレプリカ、そして実際に炭鉱で使われていた経年百年以上のアンティークとしてのランプです。アンティークは当然とても高いです。

 

手元にある二つのランプに点火してみました。

画像二番目、二つ並んだランプの左はメーカー不詳のレプリカで、右がE トーマス(E Thomas & Williams)のやはりレプリカです。両方共燃料は灯油です。

 

明るさが違いますね。左でハリケーンランプくらい。右のE トーマスはちょっと暗いですね。E トーマス社は伝統的な昔通りの製品を忠実に作っているので、照明ランプよりはガス検知器の性質が前面に出たということでしょうか。


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